中古ゲームや中古CD、古本などを買った際に、商品に直接値札が貼られていることがあると思います。
これを綺麗に剥がしたいと思いませんか?
そんなみなさんに今回は値札やシールを綺麗に剥がす方法を紹介したいと思います。
スポンサーリンク
用意する物
・ティッシュ
この二つだけ。
ティッシュは普段使っている一般的な物で大丈夫です。
ここで注意が必要なのはベンジンの種類。
カイロ用などは臭いがキツいので、染み抜き用を選びましょう。
オススメは「えりゆきベンジン」
あまりネットショップでは扱いがありませんが、マツキヨやヤックスなどのドラッグストアで買えると思います。
オススメの理由
・中栓が付いている
この二つが揃っていることで、真価を発揮します。
下準備として、まず中栓に安全ピンなどで小さな穴を開けます。
(今回は安全ピンが無かったので画びょうで開けました。)
わかりづらいですが、小さな穴が開いている状態です。
※写真ではわかりやすいように取り外しましたが、ボトルについている状態で刺しても大丈夫です
中栓に小さな穴が開いた状態でボトルの脇を押すことで、少量のベンジンを使うことができるので、この二つが揃っている必要があります。
※力を入れすぎると中栓自体が飛び出すので注意
シールのはがし方
今回、用意した被験者(?)は、恐らく値札が付けられてから20年以上は経過しているこの方です!
未開封ですが残念なことに、ケースが割れてしまっています(シールはがしとは関係ない)
それにしても安いですねw
それでは実際にシールを剥がしていきましょう。
※剥がす際は自己責任でお願いします
1. ティッシュを適度に折りたたみます
2. ティッシュにベンジンを染み込ませます
中栓が飛び出ないように抑えながらベンジンを出します。
ベンジンの出が悪いようなら、中栓の穴を少し広げる(何度か刺す)と出が良くなります。
3. ベンジンを染み込ませたティッシュで、値札(シール)を軽くこすり、ベンジンを染み込ませます
わかりづらいですが、ベンジンが染み込んでいます。
※紙やシールに貼られている場合は、値札以外に染み込まないよう注意が必要です
4. シールをはがします
貼られてから時間の経過している値札などは、一回ではがれずボロボロになります。
5. 2~4を繰り返す
繰り返し中の写真がこちら
※繰り返しているとティッシュにベタベタが付いてくるので、そうなってしまったらティッシュを折り返すなり交換するなりしましょう
そんな感じで完了した物がこちらになります。
いかがでしょうか?
光を当てるとシールの跡がわかりますが、逆に当てなければシールが貼ってあったとはわからないと思います。
ベタベタも含め綺麗に取れます。
スポンサーリンク
注意点
シールが貼られている材質によって剥がしやすさが変わってきます。
難易度を星で表すと以下のような感じになります。
難易度 ★☆☆
プラスチックやビニール(新品のフィルム)など。
初めての時はこの辺りから試すのが良いと思います。
難易度 ★★☆
マンガのカバーのようなツルツルの加工がされている紙(紙箱)
材質が紙なのでシールを剥がす際に爪で傷をつけないよう注意。
(こすりすぎると色が落ちる物もあります)
難易度 ★★★
昔のファミコンソフトの箱など、加工をしていない紙材質の物や古くなってツルツル加工が無くなってしまっている物。
さらに付いているのが普通の値札では無く、防犯タグの場合は難易度マックスですw
(剥がせなくはないですが、紙箱の表面が剥がれてしまう可能性あり)
という事で、何故か手近にあったファミコン版「魂斗羅」の箱に付いていた、防犯タグを剥がしてみることにしました。
これも恐らく貼られてから20年は下らないモノでしょうw
後はベタベタを取るだけ。
- Before -
- After -
概ね綺麗に取れたと思います。
光を当てるとこんな感じ。
シールが貼ってあったかわかりませんね。
コツとしては「少し剥がしては、シールと箱の間のベタベタを拭きとる」を繰り返す感じでしょうか。
話は逸れますが、昔のソフマップは紙箱の中古ソフトでも防犯タグを直貼りしていたので、買うのを躊躇ってしまうことがありましたね^^;
最後にベンジン自体の話になりますが、揮発性が高い(気化しやすい)ので、作業が終了したらキャップを閉め忘れないように。
キャップを閉め忘れると、ボトル1本が一晩で気化して無くなるそうですw
あと閉め切った部屋で行わず、換気もした方が良いかと思います。
(繰り返しますが自己責任でお願いします)
以上、値札・シールの剥がし方でした。
ハンドクリームやドライヤーなども使わずに、ベンジンだけで出来るのでよかったら試してみてください。
(ティッシュがその辺に無い人はいないと思いますが、無ければご用意をw)
<関連リンク>