1992年発売の対戦格闘アクションゲーム。
アーケードからの移植で言わずと知れた対戦格闘ゲームブームの火付け役。
ストⅡ以前にもイーアルカンフーなどの1対1の格闘ゲームはありましたが、対戦に重きをおいた格闘ゲームはほとんどありませんでした。
それでもアーケード版の初代ストⅡは同キャラ対戦ができない仕様で、メインで使っているキャラが使われていると乱入しづらい状況でした。
スーファミ版においてはアーケードのストリートファイターⅡ'(ダッシュ)が稼働して以降の発売になるため、隠しコマンドで同キャラ対戦ができるようになっていました。
ハードスペックから考えると中々の移植度でしたが、アーケードと比べるとキャラパターンやモーションが少なく、同じ連続技ができない事もありました。
しかし、それでも家でストⅡが遊びまくれるのは至極の喜びでした。
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当時のストⅡブームはものすごいもので、ゲーム雑誌は毎号毎号攻略を掲載したり、カプコンオフィシャルの全国大会が行われたり、近所の古本屋やスーパーにまでストⅡの筐体が置かれたほどでした。
ゲームセンターでもプレイの順番待ちができるなど、この辺はハイスコアガールでも語られているので知っている人も多いかと思います。
私も毎日友達と対戦しては、いつの間にか画面にROUND 99と表示されているような状況で「ストⅡがあれば他のソフトはいらないな」くらい思っていました。
バカ丸出しですねw
そんな懐かしのスーファミ版ストⅡの全キャラエンディングを撮影しましたのでよろしければご覧ください。
※スマホで見る際などは音量に注意してください
わざわざスーファミ版をプレイしたいという人はあまりいないと思いますが、現在でもWiiUのバーチャルコンソールでプレイ可能です。
最後に少し余談となりますが、友人M君の話をしたいと思います。
M君の家はテレビが居間にしか無く、あまりゲームができない環境でした。
「ストⅡがやりたい」
「昇龍拳を出せるようになりたい」
M君が自分の部屋で悶々としていた時のこと、
ピコーン
突然M君は閃いたそうです。
おもむろにスーファミのAVケーブルを取り出し、赤と白の音声端子を自分の部屋のコンポにつなげて電源オン。
流れるカプコンのロゴサウンド。
シュッ! 昇龍拳! 昇竜拳! 波動拳! 昇竜拳!
そう、M君は音だけで昇竜拳の練習をはじめたのです。
居間にしかテレビが無いのが普通の時代、こうしてゲーム少年はストⅡの練習をしたのでした。
・・・って、当時すでに少年って歳でも無かったかw
隠しコマンド
・同キャラ対戦をできるようにする
電源投入後、CAPCOMロゴが表示されている間に
下、R、上、L、Y、B、X、Aの順にボタンを押す。
(効果音が鳴れば成功)
・キャラクターの紹介デモだけを見る
タイトル画面でⅡコンのLとRを押しっぱなしにする
製品概要
■タイトル名
ストリートファイターⅡ
■対応ハード
スーパーファミコン
■発売日
1992年6月10日
■定価
9,800円(税別)
■ジャンル
対戦格闘アクション
■プレイ人数
1~2人
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