ゼルダの伝説は1986年に任天堂より発売されたアクションアドベンチャーゲームです。
目次
ゲーム概要
一見するとアクションRPGのように見えますが、キャラクター自体が経験値で成長する要素はありません。
そのため、体力や攻撃力、防御力などはアイテムや装備を取得して上げることになります。
※アクションRPGとされる場合もあります
ゲームの進め方としては、広大な地上のマップから8つのダンジョンを探し出し、それらをクリアし必要なアイテムを揃えて、最終ダンジョンでボスを倒せばクリアとなります。
当時のゲームはヒントが全く無かったり少なかったりしましたが、ゼルダの伝説はある程度のヒントがゲーム内でわかるようになっていました。
しかし、どこにダンジョンがあるかなどはヒントが少なく、自分で歩いて探す必要がありました。
これは結構大変なことかと思います。
しかし、そこは任天堂。
説明書にスタート地点からダンジョンレベル1、2までのマップがヒントとして載っています。
当時こういった広い世界を冒険するゲームはファミコンには無かったので、最初どう進めて良いかわかるようにするものが必要と考えたのでしょう。
流石ですね。
そして、ゼルダの伝説はディスクシステム用ソフトのローンチタイトルです。
ディスクシステムと言えばセーブデータを保存しておくことができるのがウリでした。
・・・と、今の若い方には何を言っているかわからないかもしれませんが、当時はセーブデータを保存しておくことができないのが普通だったのです。
すなわち昨日の続きを遊ぶことができない、という事。
今では考えられませんねw
そのため、続きからプレイする場合は概ねパスワードが使われることが多かったのですが、そんな状況でも続きから遊べるゲームの中では、ゼルダの伝説はかなり早い時期の発売となっていました。
テストには出ない豆知識
ファミコン黎明期の続きが遊べる有名どころのタイトル
ハイドライド・スペシャル 1986年 3月18日発売
ドラゴンクエスト 1986年 5月27日発売
こんな時代だったので子供の時は続きからできるというだけで新鮮でしたね。
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当時の思い出
私がゼルダの伝説をリアルタイムでプレイしていた子供の時のこと、とある電話がありました。
「T君のお父さんから電話よー」
「え?T君のお父さん???」
近所の友人であるT君、そのお父さんから電話。
私は何の用事か全く見当がつかず、恐る恐る電話に出ました。
父「あのー、すいません」
私「は、はい」
父「えーっと、あのー・・・裏ゼルダのレベル6のダンジョンはどこにあるんでしょう?」
私「え?あ、裏ゼルダのレベル6は地上マップ左端にある墓場の左側の真ん中のマップで笛を吹くと出てきます」
父「ああ、そうですか。ありがとうございます」
子供の友人に聞くのが恥ずかしかったのか、とても申し訳なさそうに話していたのを今でも鮮明に覚えています。
今だったらすぐにインターネットで調べてしまうところですが・・・時代を感じますね^^
動画
※スマホで見る際などは音量に注意してください
おわりに
ゼルダの伝説は続編も多く発売されており、ゲームをプレイする方で知らない方はまずいないと思いますが、1986年発売であるこちらはプレイされたことが無い人も多いのではないでしょうか。
現在でも様々なハードのダウンロード版でプレイできますので、まだ未プレイの方はゼルダの伝説の原点となる本作を是非プレイしてみてください。
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
※ゼルダの伝説1も含む
なお、ダウンロード販売ではありませんがファミコンミニでもプレイできます。
----- 2021年11月12日追記 -----
「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」が発売されました。
単体で遊べるので、Switchを持っていない方やファミコンミニを買うのを躊躇している方は、こちらが良いかもしれません。
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FC「ゼルダの伝説」、FC「リンクの冒険」、GB「ゼルダの伝説 夢をみる島」、GW「バーミン」リンクバージョン
以上、ゼルダの伝説の紹介でした。
ソフト情報
■タイトル名
ゼルダの伝説
■発売日
1986年2月21日
■定価
2,600円
■対応ハード
ファミリーコンピュータ
■ジャンル
アクションアドベンチャー
■プレイ人数
1人
関連リンク
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