頭脳戦艦ガルは1985年にデービーソフトより発売されたシューティングゲームです。

目次
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ゲーム概要
「ちょっと待って! 頭脳戦艦ガルはシューティングじゃなくてスクロールRPGでしょ?」と言っているそこのあなた、通ですねw
確かにメーカーの示したジャンルとしてはスクロールRPGです。
パッケージにもそう記載があります。

それにしてもボロボロですね^^;
一応、自機自体が敵を一定数倒すごとに成長(パワーアップ)するのでRPGと言えなくもないですが、一般的に言われている今のジャンルとして当てはまるのはシューティングですね。
通常シューティングは全何ステージと決まっていますが、頭脳戦艦ガルにはそういったものは存在せず、パーツを100個集めてエリア30に行ってボスを倒すとクリアになります。
逆にパーツを集めない限り、100面でも200面でも終わりません。
このよくわからない四角に赤い△の物がパーツ
エリアは地底(1~12)、コア(13~20)、宇宙(21~30)の3タイプがループする仕組みで通常はエリアの最後から次のエリアに進みます。
しかし、途中で登場するワープ用のアイテムを取ることで、エリアの途中から次のエリアにワープすることも可能です。

隠しアイテムを取ったりすることで最低3周でクリアすることができますが、順当に行っても1.5時間前後の時間がかかります。
流石にちょっと長いですね。
操作としては
Aボタンでショット
Bボタンでパワーアップ時の斜めショット、A・T・O・Mの使用
斜めショットが別ボタンなのも少しやりづらいですが、画面に出せる弾数としては多いため、連射パッドを使うとかなり有利に進めます。
パワーアップはアイテムでは無く敵を倒していくことで行われ、一定数の敵を倒すといきなりBGMが変わりパワーアップします。
(このことからメーカーはRPGと付けたのでしょうけど・・・)
パワーアップ時には自機の形状やBGMが変化するのも当時としては格好良い演出でした。

パワーアップ時にその旨の表示とかあれば良かったかも・・・あれ?それってBATSUGUN?
BATSUGUNも自機の形状が変化しますし、まさか頭脳戦艦ガルを意識・・・してないですねw
そして難易度としてはかなり高いです。
その理由としては以下のようなものが上げられます。
・突然地面から現れる敵
・一部の敵の配置がランダム
・数発撃ちこまないと倒せない硬いザコ敵が多さ
・コンティニュー、セーブ無し
そして、パーツを100個集めるのに何度もループしないとならず、ループすると全体的な難易度も上がるため、難しさに拍車がかかります。
このような感じになっているので頭脳戦艦ガルをクリアできる方はかなりシューティングが上手な人だと思います。
そんな頭脳戦艦ガルですが、残念ながら他機種に移植されていないため、今プレイするのは環境的に中々厳しいかもしれません。
しかし、2021年現在でもソフト自体はプレミア価格でも無いようですので、今ならレトロフリーク辺りでプレイするのが現実的かと思います。
(今からファミコン本体とそれが映せるテレビを用意するのは結構大変かと)
私は親に買ってもらった数少ないソフトなので思い入れが深いですが、頭脳戦艦ガルをプレイしたことが無い人でもよくネタにされるのでタイトルくらいは聞いたことあるのではないでしょうか。
機会があったら是非プレイしてみてください。
「これでパーツ100個とか無理!」と実感できると思いますw
以上、頭脳戦艦ガルの紹介でした。
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隠しコマンド
無敵になる
タイトル表示中に以下の順番でボタンを押す
A、A、下、左、右、右、右、B、上、上、上、上、スタート
成功すると爆発音が鳴ります。
※壁に接触した場合はミスになります
ソフト情報
■タイトル名
頭脳戦艦ガル
■対応ハード
ファミリーコンピュータ
■メーカー
デービーソフト
■発売日
1985年12月14日
■定価
4,900円(税別)
■ジャンル
シューティング
(スクロールRPG)
■プレイ人数
1人
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